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鈴木 隆志 個展 『人間ホイホイ』

オープニング・レセプション

1014日(土)18:00 - 20:00

■会  場   

KANA KAWANISHI GALLERY

 〒135-0021  東京都江東区白河4-7-6  白河和楽ビル1F

 

■会          期               

20171014日(土)~  1202日(土)

12:00-19:00  |  日・月・祝祭日休廊  

 

※本展は東京都現代美術館主催『MOTサテライト 2017秋』地域連携パートナー事業です

 

トークイベント

 

「あらゆることが、なんとなく: 無意識と普遍性を考える 」

日 時 : 20171111日(土)17:00~18:30 

 

登壇者 : 津村耕佑氏(ファッションデザイナー、FINAL HOME project 主宰、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科教授)

      鈴木隆志(アーティスト) 

 

定 員 : 20名(参加無料/要予約)

 

■ トークアーカイブ ■

Another Ordinary Day (video still)

2017 | video | 10'15" 

© Takashi Suzuki

courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

KANA KAWANISHI GALLERYは、2017年10月14日(土曜日)より鈴木隆志(すずき・たかし)個展『人間ホイホイ』を開催いたします。

 

鈴木隆志は1986年生まれ。2008年慶応義塾大学理工学部卒業、2010年東京大学情報学環先端表現卒業。主な個展に『ムダなルール』(2016年、BLOCK HOUSE)、『白線の上を歩きたくなる』(2015年、GALLERY9.5 | Hotel Anteroom Kyoto)、主なグループ展に『規則と帰属 | Rules, Ascriptions』(2017年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY)など。

 

鈴木は学生時代より一貫して、「人間の無意識行動」に着目し研究及び作品制作を行なってきました。「意識しなくても、教えられなくても、生きるのに必要ないのにしてしまう」と本人の表する嗜癖行動には、人間の意識や前意識をしのぐ「何か」が存在し、鑑賞者に働きかけつづけます。

 

例えば鈴木が修士学位論文として発表した『嗜癖誘発の要素抽出に関する研究』では、人間の嗜癖行動をあらゆる側面から実験と共に検証しています。監禁状態下における被験者のストレス値を計測したある実験では、「***したら***する」というような自発的なルールを設けていた被験者はそうでない者と比較して、ストレス値がいちじるしく低くなるという結果を示すことに成功しています。また「不安定な状況(危険を喚起させる状況)」や「非可逆感を実感する状況(時間経過がみてとれる状況)」下においてもまた、被験者の意識をむずむずと引きつけ続けるという実験結果を得ることに成功していますが、鈴木の作品はまさにこれらの要素を凝縮させるプロセスを経てすべて制作されています。

push Out #4, #5 (detail)

2017 | silicon | 460 × 640 × 110 mm

© Takashi Suzuki

courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

人がしてしまう行動の無意識領域を研究し、くすぐりつづける鈴木隆志の新作を集めた本展は、弊廊での初個展となります。是非お見逃しなくご高覧頂けましたら幸甚です。

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