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藤元明 個展

『実在の屈折|Refraction of Reality』

▼オープニングレセプション

7月23日(土)18:00〜19:00

■会  場   

KANA KAWANISHI GALLERY

 〒135-0021  東京都江東区白河4-7-6  ※ギャラリー前に車をお停めいただけます

■会          期               

2022年7月23日(土)~ 2022年8月27日(土) ※8月28日(日)まで延長

水曜〜土曜:13:00〜19:00(日・月・火・祝 休廊)

※夏季休廊:8月17日(水)〜20日(土)

■主  催

カナカワニシアートオフィス合同会社

▼クロージングトークイベント

日 時:

場 所:

登壇者:

定 員:

料 金:

2022年8月28日(日)17:00〜18:00  (16:45 受付開始)
KANA KAWANISHI GALLERY

〒135-0021  東京都江東区白河4-7-6

藪前 知子(キュレーター) × 藤元 明(アーティスト)

河西 香奈(モデレーター/ KANA KAWANISHI GALLERY ディレクター)

40名(先着20名着席)

予約 無料/当日 500円(税込)

​​※本イベントは終了いたしました

Wiring Diagram #07 (detail)
2022 | paint on hologram film, canvas | 1120 × 1620 × 50 mm
© Akira Fujimoto, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY

KANA KAWANISHI GALLERYは、2022年7月23日(土)より藤元明個展『実在の屈折|Refraction of Reality』を開催いたします。

 

藤元は、東京藝術大学大学院を修了後、FABRICA(イタリア)に在籍。社会、環境などで起こる制御出来ない現象をメタとして視覚的物理現象に置き換え、様々な素材で作品を展開。社会へと問いかける展示やプロジェクトを立案・実施して来ました。〈ソノ アイダ〉や〈TOKYO 2021〉〈陸の海ごみ〉など、独自のアート活動する藤元が4年振りに弊廊で行う本展では、アーティストとして改めて絵画作品に向き合い個展を構成します。

 

「思ってもなかった戦争、終わると思っていたCOVID-19、観測史上始まって以来の大雨、元首相の銃撃など。我々の棲む現実は、想像や見解、予想からズレた向こう側から突如現れるのである。私には屈折した世界の表層しか見ることができないが、作品では見えない向こう側の実在を描こうと思うのである」と語る藤元が、本展で発表する〈Wiring Diagram〉シリーズは、光の反射が屈折する支持体に描かれた極細線の集合によって空間認識を反転させた抽象絵画。〈Landslide #Border〉では、ブルーとイエローの二色で構成された面に、白・青・赤の三色が国境を侵蝕する様相を表象化。また時間の不可逆性を操作する〈Replacement〉シリーズの新作も展示します。

常に前進し続ける藤元明の表現の最先端をご覧いただけるこの度の機会を、是非お見逃しなくご高覧いただけましたら幸いです。

アーティストステートメント

実在する世界を「屈折したイメージ」としてしか
認識できないということは、屈折した世界が現実となる。
それらの様々な視点での屈折現象を抽象絵画として提案する。

藤元明

アーティストプロフィール

藤元明(ふじもと・あきら)


 1975年東京生まれ、東京在住、東京藝術大学デザイン科卒業。1999年コミュニケーションリサーチセンターFABRICA(イタリア)に在籍後、東京藝術大学大学院を修了(デザイン専攻)。東京藝術大学先端芸術表現科助手を経て、社会、環境などで起こる制御出来ない現象を社会へと問いかける展示やプロジェクトを立案・実施。様々なマテリアルやデジタル制御を組合わせ作品化している。
 近年の主な個展に『Diastrophism-地殻変動-』
(2022年、六本木 蔦屋書店・BOOK GALLERY、東京)、『A Plastic on shore—海岸のプラスチック』(2021年、サンシャインシティ、東京)、『海の近景 –Foreground of Sea–』(2021年、イイナパーク川口・歴史自然資料館、埼玉)、『海ごみのあと』(2021年、elephant STUDIO、東京)、『Structure Slide』(2021年、GALLERY ROOM・A、東京)など。
 グループ展に『Proximate Horizons 近しい遠景』
(2022年、ソノ アイダ#新有楽町、東京)、『FUTURE MEMORY』(2021年、コートヤードHIROO GALLERY、東京)、『ソノ アイダ #COVID-19』(2020年、オンライン展示)、『慰霊のエンジニアリング』(2019年、TODA BUILDING(TOKYO 2021)、東京)、『交叉域 Cross Domain』(2018年、Suzhou Jinji Lake Art Museum、蘇州、中国)など。
 都市に生じる時空間的な隙間を活用するアートプロジェクト「ソノ アイダ」を主宰。

 

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