安瀬英雄 個展『Photogenic Drawing』
■開 廊
■会 期
■会 場
■主 催
2022年11月3日(木・祝)~ 2022年12月3日(土)
水曜〜土曜:13:00〜19:00(日・月・火・祝 休廊)
*11/3-6は特別スケジュールでオープン(詳細は下記参照)
KANA KAWANISHI GALLERY
〒135-0021 東京都江東区白河4-7-6 ※ギャラリー前に車をお停めいただけます
カナカワニシアートオフィス合同会社
▼「ART WEEK TOKYO」に参加いたします
本展会期中の11月3日(木)〜11月6日(日)の4日間、都内のギャラリー
および美術館を周遊バスで巡るイベント「ART WEEK TOKYO」が開催。
本企画開催期間中は、下記の特別スケジュールにて開廊いたします。
2022 | © Hideo Anze, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY
2022 | © Hideo Anze, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY
concept image for the exhibition, Photogenic Drawing
2022 | © Hideo Anze, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY
KANA KAWANISHI GALLERYは、2022年11月3日(木・祝)より安瀬英雄個展『Photogenic Drawing』を開催いたします。
安瀬英雄は、写真を用いたコンセプチュアルな作品で知られ、代表作のひとつである〈Stripe (50Hz) 〉シリーズ5点が大英博物館(イギリス)に収蔵されるなど、国内外で着実に評価を高めているアーティストです。弊廊で3年振りとなる本展は、現代における写真を独自の解釈で表現する〈RGB〉の新作を中心に構成します。
カロタイプ写真の発明者であるウィリアム・ヘンリー・フォックス・タルボットが、自身の技術をフォトグラフでなく「光で絵を描く」を意味する「photogenic drawing」と呼んでいた事実に着想を得た〈RGB〉シリーズは、いわゆる「名画」として世界的に共通認識されている絵画の画像をインターネット上から入手し、「名画」と同寸法のキャンバス地に、そのダウンロード画像のヒストグラム(画像を構成する輝度とピクセル数を数値化したグラフ)を描くことで制作されます。
本展では、ウィキペディアからダウンロードされた16点の「フィンセント・ファン・ゴッホの自画像」の画像ヒストグラムをオリジナルの絵画と同寸法のキャンバスに描いた新作を展示します。
Van_Gogh_Vase_with_Fifteen_Sunflowers_Amsterdam.jpg (left), Van_Gogh_Vase_with_Fifteen_Sunflowers.jpg (right)
from the series RGB (both referential images)
© Hideo Anze, courtesy KANA KAWANISHI GALLERY
現代の写真とは何か。様々な根源的な問いかけを内包する〈RGB〉の他、2014年4月1日から現在も日々制作され安瀬のライフワークでもある代表作〈Stripe (50Hz)〉の新作も展示されるこの度の貴重な機会を、是非お見逃しなくご高覧ください。
アーティストプロフィール
安瀬英雄(あんぜ・ひでお)
東京生まれ。
主な個展に『Synchronicity』(2019年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、『姿なき存在の形』(2016年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)、『RED 2014 365』(2016年、SUNDAY、東京)など。
主なグループ展に『One Picture Manifesto』(2022年、KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY、東京)、
『大英博物館 常設作品展』(2019年、大英博物館、ロンドン)、『Body Politics: What Defines the Body?』(KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY/東京/2018年)、『記録と記憶|transcripts/memories』
(2015年、KANA KAWANISHI GALLERY、東京)など。
2016年、自身初となる作品集『RED 2014 365』をTRADEMARK PUBLISHING(ドイツ)より刊行。主な作品収蔵に大英博物館(イギリス)、サンダース・コレクション(オランダ・ハーレム)。
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