KANA KAWANISHI × asterisk Vol. 1
小玉真由美「半月」
▼トークイベント
2月7日(土)16:00〜
ゲスト:勝又 公仁彦 氏
(美術家/写真家、京都芸術大学教授)
2月11日(水・祝)16:00〜
ゲスト:タカザワケンジ 氏
(写真評論家)
■会 期
2026年2月6日(金)〜2月15日(日)
11:00〜18:00 ※会期中無休
■会 場
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHY
〒106-0031 東京都港区西麻布2-7-5 ハウス西麻布 5F
■企 画

from the series “hangetsu” | ©︎ Mayumi Kodama

from the series “hangetsu” | ©︎ Mayumi Kodama
from the series hangetsu | ©︎ Mayumi Kodama
KANA KAWANISHI PHOTOGRAPHYでは2026年2月6日(金)よりKANA KAWANISHI × asterisk のコラボレーションによる新プロジェクトの第一弾として、小玉真由美写真展『半月』を開催いたします。
* * *
前作『母型』では書物の抽象化を通じ我々の認識の地平を拡張した小玉ですが、今作では自身の身体を被写体として選びました。撮影の手法には通底している点がいくつかあるものの、誰もが持つ「からだ」が起点となることで、さらに想像力の射程を大きく広げることに成功しています。風景にも、別の生物にも見え、時には何の範疇にも収まらない得体の知れなさを湛えた作品群に、作家は新たな自由を見出していると言います。ぜひご高覧下さい。
また、会期中には下記の日程でゲストをお招きし、作家とのトークイベントを開催いたします。皆様のご来場を心よりお待ちしております。
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ステートメント
かつて父が余命を宣告された年齢に、私は至った。
その事実は、私自身が限りある存在であることを改めて知らしめると同時に、この身体が過去と未来を繋ぐ一つの「結び目」であることを鮮明に浮き彫りにした。
本展で被写体となるのは、私自身である。普段は当たり前すぎて前景化することのない身体が、レンズを通して変貌する。肩は砂丘の稜線へ、皺は地層に。見慣れたはずの肉体は広大な空間へと溶け出していく。ここにあるのは、個人の記録を超えた、「人」の形が織りなす空間だ。
父が生きた年齢という区切りを越えた今、身体は「私の所有物」という考えを離れ、命を受け継ぐための普遍的な「器」へと変わっていく。「半月」は、欠落の意ではない。光と影が等価に存在し、互いを象る運動の象徴である。生命の「結び」と「ほどけ」が交差する場所に、新たな自由の在り方を提示したい。
小玉 真由美
プロフィール
小玉真由美(こだま・まゆみ)
岡山県出身。2024年京都芸術大学美術科写真コース卒業。展示歴に『母型』(2025年、MONO GRAPHY CAMERA & ART、東京)、『母型』(2024年、ニコンサロン、東京)など。2024年12月にasterisk booksより写真集『母型』を出版。





