GROUP EXHIBITION CURATION

"Juxtapose - Dutch Art and Design"

 

※ジャクスタポーズ=並列に配置する

date:         May 15h (Thu) through June 5th (Thu) 2014

      

artists:      Micky Hoogendijk, Hiroshi Ono

designers: Gerrit Rietveld, Scholten & Baijings,

                     Daniel Hulsbergen, Samira Boon, others 

    

curation:  KANA KAWANISHI ART OFFICE

cooperation: The Embassy of the Kingdom of the Netherlands in Tokyo

 

 

opening reception: May 15th (Thusday) 18:00-20:00

 

By exhibiting works of photography artists and designers in juxtapose ‐ positioned side by side ‐, this exhibition will allow a new overview and in‐depth understanding of creativity from the Netherlands.

ULTRASUPERNEW GALLERY and EMBASSY OF THE KINGDOM OF THE NETHERLANDS are delighted to organise the exhibition “Juxtapose ‐ Dutch Art and Design” curated by KANA KAWANISHI.

 

By exhibiting works of photography artists and designers in juxtapose ‐ positioned side by side ‐, this exhibition will allow a new overview and in‐depth understanding of creativity from the Netherlands.

 

Micky HOOGENDIJK’s “Fortitudo” is a strong image of a man striding forward in high contrast of black and white. It’s masculine silhouette beautifully expresses the bold determination of proceeding with its simple compositional division from past to future.

 

Hiroshi ONO’s “Waterland ‐Het heldere landschap‐” is a beautiful juxtapose image of Dutch landscape and waterscape aside each other in respect to its history. Man‐made land in the Netherlands is created by reclamation, beginning from a waterscape then withdrawing its water. The peaceful images allow us to experience the views of current and the past with its subdued clearness, peacefulness and freedom.

 

Contemporary art and design have always been placed together side by side. Ceramics is a fine example of Dutch design combined with Japanese craftmanship producing an outstanding creative and innovative result. This unique exhibition gives a clear vision of Dutch inspiration in a new perspective.

ULTRASUPERNEW GALLERY とオランダ王国大使館は、KANA KAWANISHI ART OFFICEキュレーションのグループ展「Juxtapose - Dutch Art and Design」を開催致します。

 

▼「写真」と「デザイン」

 

本展覧会では、写真とデザインの作品を共に展示いたします。展覧会名に起用の「Juxtapose=並列に配置する」という言葉の文字通り、本展は両者を対比的に展示することで、横断的かつ縦断的にオランダ生まれの創造性に対する幅広い概観と深い造詣を同時に見出だすことを試みます。

 

▼「白」と「黒」/「過去」から「未来」

 

まずは写真作品からご紹介。オランダ人アーティスト、ミッキー・ホーヘンダイクの「Fortitudo」は白と黒の対比的なコントラストにて力強く歩む男性を示しており、その強固な信念をたずさえた勇ましいシルエットは、シンプルな画面構成にて過去から未来への歩みを美しく表現しています。

ミッキー・ホーヘンダイク 《Fortitudo》 2013, Inkjet Print, 1105×1910mm

 

▼「風景」と「水景」/「現在(現景)」と「原風景」

 

アムステルダム在住アーティスト、小野博は「Waterland -Het heldere landschap-」にて美しい風景と水景を並列対比で

示しながら、オランダの成り立ちに着目します。干拓の歴史があるオランダでは、どこまでも平坦に広がる象徴的な

風景の多くは元々は水辺であり、そこから水を抜き取ることで大地をつくってきました。独特な肯定感を持ちながら

静謐に平和的に佇む風景写真と水景写真は、オランダの現在と過去の姿でもあります。

小野博 《Waterland -Het heldere landschap-》2010, Lambda Print, 370×598mm

デザイン作品:

セレクトされた10点のアイテムを、それぞれ2名ずつのデザイナー作品にて対比展示いたします。

チェア・テーブル・カーペット・スカーフ・ファッション・セラミック・ジュエリー・バッグ・折紙モチーフ・シューズ)

※本展のデザイン作品は、銀座MIKIMOTO HALLにて2014年3月27日~4月23日開催

「ダッチデザインの伝統と革新」展出展作品を一部含みます。

▼「シンプル」と「集積」/「1930年代」と「1990年代」

 

チェアは、ヘリット・リートフェルト「Zig-Zag Chair」とピート・ヘイン・イーク「Waste Stacking Stool in Scrapwood」の二作品を展示いたします。ひとつは巨匠リートフェルトが1934年に発表したミニマリズムを凝縮した作品、もうひとつは約60年後の1998年にピート・ヘイン・イークが発表した廃材を積み重ねて立体家具に仕立て上げた作品です。直線的でミニマルな前者に対し、後者は素材収集から作品構築までたくさんの時間と手間をふんだんに重ねたもので、明らかに対照的でありながらも、その一方で「明快なコンセプトを体現したかたち」というオランダ由来のクリエイティビティの共通性も浮かび上がってまいります。

▼「異文化」と「伝統文化」の融合/「技法」と「素材」の掛け合わせ

 

陶器/セラミックは、オランダ文化と日本文化をうつくしく融合させた「1616 / Arita Japan」と、ふたつのオランダ伝統文化をひとつに落とし込んだスタジオ・ダニエルの「Centerpiece」を展示いたします。前者はショルテン&バーイングスによるオランダデザインと、日本伝統工芸の有田焼を掛け合わせたもの。後者は、割れたデルフト焼きと籐編みをというふたつのオランダ伝統文化をひとつの造形に取り入れ、花瓶というプロダクトに昇華させた作品です。「異文化の掛け合わせ」と「伝統文化の掛け合わせ」との対比を通し、文化の融合から新しい形が生み出される姿をご覧いただけます。

▼「再生可能エネルギー」と「リサイクル素材」

 

ファッションでは、パウリーネ・ファン・ドンゲンによる「Wearable Solar」と、男性ふたりのデザインユニットユーアズミー・ミーアズユーによる「100% Recycled Denim Sweater」を展示いたします。近年では様々な電化製品や雑貨等に取り入れられている太陽光発電技術ですが、その発想を着用可能なアイテムに取り入れた「Wearable Solar」は世界的にみても革新的なデザインと言えます。一方で、後者はリラックスウェアにリサイクルデニム100%を起用した作品で、また別の視点より「環境に優しい衣服」を取り入れた生活を提案しています。どちらも未来の私たちが身にまとうものを選択するときに意識すべきコンセプトを内包した作品と言えるでしょう。

▼「建築的」と「価値観的」/「1950年代生まれ」と「1990年代生まれ」

 

ジュエリーは、アヌリス・プランテイド(b.1956)の「beautiful city-red green moment」とユリエッテ・ハイゲン(b.1990)の「Moral Compass」を展示いたします。プランテイドはふたつの長方形に都市のかたちを見出し、

「構築的な二面性は無意識的にわたしたちの内面性とも結びついている」と本人も語るようにそのミニマルな形は表層的次元を超えた美意識に踏み込んでいます。一方、1990年生まれのハイゲンは各地域のタブーをリサーチすることから作品づくりのモチーフをみつける作家。懐中時計の形状を模した「Moral Compass」は、人生の折々に訪れる判断や決断を自意識と無意識の双方に委ねる装置として開発された作品です。

▼Origami Inspired - Bag / Textile

▼Shoe - Innovative Material / Innovative Structure

左:ティールド・フェーンフォーフェン。インド滞在中に、捨てられているヤシの葉をせっけんにつけると柔らかくなることを発見し研究をかさね、サンダルに最適な素材にまでしあげ、現地インド人たちにもたいへん驚かれたという「Palmetti」シリーズ。

 

​右:マルルス・テン・ブーメル。従来の「靴」の概念をまっさらに覆し、靴の構造をゼロからつくりだすことをコンセプトに、歩行力学を用いてクチュール仕立てで新しいかたちを作り出しているデザイナー。

▼Bag - Mass Production / Couture Design

▼Table - Technically Assembled / Technically Contstructed

▼Landscape on Textile - Portugal / The Netherlands

左:ローズマライン・パラント。google map上の俯瞰画像をもとにパターンをつくり、素材はその地上でつくられている天然素材100%を用い、つくられているラグ。上空のデジタル情報と、実際に現地でつむぎだされている素材とのふたつの真逆の要素をひとつのプロダクトに落とし込み、「その場所」を幾層もの意味で表出するものに仕上げている。

 

​右:サミラ・ブーン。ティルバーグ・テキスタイルミュージアムにて、日々新しい3次元織構造を研究している。格子状のワッフル構造パターンを絵画状に組むことで、オランダの直線的な実風景を描いているアートとインテリアの中間のような作品。壁にかけることで、やさしい視認性だけでなく高い吸音性も実然させている。

▼Scarf - Pattern by the Nature / Pattern by the Hand

左:アリキ・ファン・デル・クライス。素材はなんと、「シルク」と「インク」と「雨」。雨の日に面積のひろい地面(または屋上など)にシルクを広げ、5分間さらし、インクとの化学反応によりパターンをつくりだすという制作方法。そのときその場所、その降った雨にしかつくりだせないパターンが生まれ、1点1点が文字どおりユニークピースとなる。

(展示の際は、制作方法をドキュメントした小冊子も出展されます)

 

​右:クラールチェ・マルテンス。こちらは、綾織りのシルクに「edding marker(日本でいう「マッキーペン」のようなもの」)で一本一本の線を手描きで描いている。円心に軸をつくり紐の一端をくくりつけ、反対の端にペンをくくりつけて、円状に一本ずつ線を描いていくという手法。

(展示の際は、制作方法を映した映像も併せて上映されます)

アートとデザインは、これまでも常に「隣合せ」の関係でした。とりわけ写真は、カメラという機械や現像という化学反応などの外部世界に一旦その表層的形状を委ねているという点に於いて、「機能性」にその有り様の重きを根源的に委ねているデザインと、そもそも親和性が高いと言えるでしょう。相違点や共通点のなかから新たにオランダ発信のクリエイティビティをみつめなおす本展、是非ご高覧いただけますと幸です。

《掲載情報/PRESS》

 

PEN Online

 

IMA

 

Tokyo Art Beat

 

JDN

■展覧会名                           「Juxtapose - Dutch Art and Design」

 

■参加アーティスト           ミッキー・ホーヘンダイク、小野博 

■参加デザイナー     ヘリット・リートフェルト、ショルテン&バーイング、

               ダニエル・フルスベルヘン、サミラ・ブーン 他

 

■会          期                              2014515日(木)〜605日(木) 

 

■会          場                              UltraSuperNew Gallery  

                                                      〒150-0001 東京都渋谷区神宮前1-1-3  

                                   ・JR原宿駅(竹下口)徒歩7分

                                   ・東京メトロ北参道駅(2番出口)徒歩5分

 

■営業日時                             月曜日〜金曜日 10:00-19:00、土曜日 13:00-18:00

                                                      ※日曜・祝祭日休み

 

■企  画             Kana Kawanishi Art Office

 

■共   催             オランダ王国大使館

オープニング・レセプション

 

5月15日(木)18:00〜20:00

 

どなたさまもお越しいただけます。

 

※Micky Hoojendijk(ミッキー・ホーヘンダイク)

10年振りに来日致します!!!

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